ディズニーデラックスに、つい先日追加された映画「クール・ランニング」。私が子供の頃から何回も観ている大好きな映画のひとつです！
実写コメディ映画ですが、実話をもとに作られた素敵な物語です。
個性的なキャラクターがたくさん登場するので、小さい子供でも実写映画を楽しめること間違いなし！冬季オリンピックを目指す選手たちの物語なので、スポーツに対しての興味にも繋がるのではないでしょうか。季節は違いますが、オリンピック前に観る映画にもピッタリです！
家族みんな好きだったので、劇中で登場人物たちが歌う「ジャマイカ初のボブスレーチーム♪」のフレーズはふとした時に、きょうだいと一緒に謎に口ずさんでいます。笑
「クール・ランニング」の映画レビュー
「クール・ランニング」のあらすじ
４人のジャマイカ人陸上競技選手がボブスレーチームを組んで、無謀にも冬季オリンピック出場を目指し奮闘する姿を、実話をもとに描いたコメディ作品。ウィンタースポーツの知識も道具もほとんどない南国出身のチームが幾多の苦難を乗り越えて、カナダのカルガリー五輪で金メダルを目指す。何があっても諦めない彼らは、元金メダリストのアメリカ人選手アービングをコーチに招く。競技の世界と距離を置いていたアービングは、素人チームを指導することに。しかし、情熱を取り戻したアービングは、彼らをオリンピックに出場させ、自らが犯した過ちを正そうと決心する…。険しいデコボコ道を行くボブスレー選手団が、誇りと意志の強さと尊厳をもって、不可能に思われた夢を実現する。
ディズニーデラックス：http://urx2.nu/QyHp
「クール・ランニング」の感想
やっぱり何回観ても面白い！！！
雪も氷もないような暑い国ジャマイカから冬季オリンピックに挑戦するというテーマ自体無謀だし面白い。
彼らが本領発揮してきたのは夏季オリンピック。運動能力が優れていても、雪や氷との戦いは全く別物のようで、実際劇中でも雪国選手たちに馬鹿にされたりします。
予選とかでは、まともなレースを見せることもできず悔しい思いをしたり……。
わりと最後の方までは、全然団結力もなく、オリンピックに対しての純粋な熱い想いを向けている青年は唯一人。それ以外の選手たちはわりとフラフラしていたり、ギャグ担当ばかり！
まあそのふざけているコメディ場面が面白いのである。
まともに氷の上を走ることもできず、自分たちに冬季オリンピックなんて無理なんだという絶望的な状況から、いちばん大事なところでチームをまとめちゃうのが、一番のギャグ担当！ここぞというときには仕事をする良い奴です。
最後のシーンは本当にジーンとする……。
ソリを担いで歩いたのはフィクションだったようですが、転倒シーン自体は実際のオリンピックの映像が使われています。モデルになった本人たちってこと！！実際の映像なだけあって、リアル感と言うか……いやリアルなんだけど。やっぱり迫力と、その光景を観ていた人たちの緊張感が伝わります。
映画のモデルやオリンピックまでの道のりなど、映画のほとんどがフィクション的な構成になっていますが、実際にジャマイカから初のボブスレーチームが誕生してオリンピックに出場したのはノンフィクションで、転倒シーンも事実です。
この映画の功績もあって、実際のジャマイカチームは国の資金援助を得て、冬季オリンピック5大会連続出場を果たしました。それ以降は資金援助が減った関係で、しばらく出場は叶いませんでしたが、映画のモデルになった2002年大会時の選手が現役復帰したことで、世界中から寄付金が集まり、再び2014年ソチオリンピックで12年ぶりに出場を果たしています。
世界中に、勇気と感動を与えた物語ですね。
現代では、クラウドファンディングのように、自分の力だけでは難しかったことでも、夢を実現できるような世の中になっています。私も母との音楽活動の中で、応援してくれる沢山のファンの方々に支えられ、クラウドファンディングで資金を募り、10周年メモリアル・アルバムCD1,000枚を制作。itunesやAmazon、タワーレコードなど全国リリースすることも叶いました。
強い情熱や感謝の気持ちがあれば、それに共感してくれる人が沢山集まるんじゃないかなと思います。
そういう気持ちを思い出させてくれるような、素敵な映画「クール・ランニング」でした！
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「クール・ランニング」での英語学習：おまけ
まだ英語音声で未視聴のため、後ほど更新します！
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