秋の祝日「秋分の日」。本格的な秋の訪れを教えてくれるような祝日ですよね。そもそも「秋分の日」とはどんな祝日なのでしょうか?どういうお休みなのか、ピンとこない方もいらっしゃるでしょう。
日本の伝統や、四季の移り変わりに目を向けるきっかけになる季節のイベントは、子供たちにもしっかり伝えていきたい大事な教育のひとつ。
今回は、あまり知られていない「秋分の日」について、ご紹介します!
季節のイベント:秋分の日
秋分の日とは?2019年の秋分の日はいつ?
一年の中で昼と夜の長さがほぼ等しくなる日は、春と秋に2回あります。それらの日を、春は春分、秋は秋分といい、それぞれの日が祝日になっています。
春分の日、秋分の日ってそういうことだったんだね!
秋分の日を境に、夜の長さが長くなっていきます。夜の時間が長くなっていくと、季節の移り変わりを感じますよね。
今年の「秋分の日」は、2019年9月23日(月)。
2019年の秋分の日:9月23日(月)今年の秋分の日
2020年の秋分の日:9月22日(火)
2021年の秋分の日:9月23日(木)
2022年の秋分の日:9月23日(金)
お彼岸とは?
「秋分の日」を中日として挟んだ7日間を、一般的に「秋のお彼岸」と呼びます。おはぎなどをお仏壇に供えたり、お墓参りをする風習があります。「秋分の日」を定めた法律にも「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ。」とあります。
秋分の日の過ごし方
お墓参り
ご先祖様をうやまうための祝日なので、お墓参りにいってご先祖様にご挨拶するのもいいでしょう。お彼岸のときに限らず、私も小さい頃から母に連れられて、お墓の掃除とお参りに行っていました。今でも、帰省するときにお墓参りに行くようにしています。
お墓参りに行くことができない場合でも、ご先祖様にまつわる話や、地元の歴史などを教えてあげるのもいいですね。ご先祖様のことを知ることがご先祖様を偲ぶことにもつながります。
小さな子供には難しいことかもしれませんが、しっかりご先祖様のことを伝えるのも親のつとめかもしれませんね。命についてや生と死についても、伝えられる機会になるかもしれません。
おはぎ作り
お彼岸のときのお供え物として、おはぎを先程ご紹介しました。「秋分の日」に、親子でおはぎ作りをしてみてはいかがですか?一から全て手作りしようとすると手間のかかる和菓子ですが、市販のあんこなどを利用したり、子供でも作れるような、簡単なレシピもあります!
そういえばパパはおはぎが好きだったなぁ〜!結婚後すぐのデートで買ったおはぎを思い出します。いつか子供と一緒に作ったおはぎを食べさせてあげられたら喜びそうです!
秋の夕焼け
秋の夕焼けは、空気が澄んでいるので特に美しく感じますよね。「秋分の日」を境に、日没が早くなるので、より夕焼けを意識しやすいでしょう。
家族みんなで、秋の夕焼けを眺めたり、だんだん暗くなる時間が早くなる様子を調べてみるのもいいですね!
秋探しに出かけてみる
「秋分の日」を機に、秋探しのお散歩に出かけてみましょう。気温の変化や、木や葉っぱの色の変化、虫の声など、夏との違いを探してみてくださいね。
秋になると過ごしやすい行楽日和になります。家族みんなでピクニックなどに行くのも思い出作りになりますよ!
秋にピッタリの遊び
秋探しで拾った木の枝やドングリ、落ち葉などを使って、作品を作ってみるのも面白いですね。自分で拾ったものなので、余計楽しく工作ができると思います!
秋分の日の前に読みたい絵本
秋の絵本はたくさんあります。秋分の日に、秋をテーマにした絵本を読み聞かせしてみるのもオススメです!絵本に出てきたドングリや落ち葉などを、秋探しで見つけられるときっと嬉しいですよね。
秋の絵本
14ひきのあきまつり
どんぐりとんぽろりん
もりのおふろやさん
いもいもほりほり
秋に歌う童謡
絵本もですが、秋の童謡もたくさんあります!絵本も大切ですが、うたを覚えることも豊かな心や言葉をそだてることにつながります。色々な秋の童謡を歌ってみてくださいね。
どんぐりころころ
紅葉
ちいさい秋みつけた
虫のこえ
夕焼け小焼け
証城寺の狸囃子 etc...
家族で秋を感じる秋分の日
お彼岸のお墓参りやおはぎ作り、秋探しなど、秋のはじまりに取り組む知育にピッタリです。せっかくの祝日なので、家族で秋を感じる素敵な時間を過ごしたいですね。
幼児教育・知育にとっても大切な季節のイベント「秋分の日」を、是非家族みんなで楽しんでください!