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お受験対策においての絵本教育:日本昔話・名作童話の読み聞かせ

知育・幼児教育

ここでは、フリーランスシッター時代で経験した、小学校受験においての絵本教育についてご紹介したいと思います。私自身が子供を小学校受験させた経験談ではありませんが、シッター特権で母親代わりの保護者として、数々の幼児教室を見てきました。今思えば幼児教室の授業料を考えると、とてもいい経験をさせていただきました。将来お受験を考えているママの予備知識として、参考にしてもらえると嬉しいです!

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小学校受験においての絵本事情

シッター時代、小学校のお受験対策幼児教室をたくさん見てきましたが、日本昔話や名作童話はどこの教室でも授業で扱ったり「お家でもしっかり読み聞かせをしてくださいね!」と言われていました。

日本昔話は、日本の文化がいっぱい詰まった教訓いっぱいの物語です。名作童話についても、世界中で語り継がれている素敵なお話がたくさんあります。

くもん推薦図書のラインナップになっているような創作絵本の読み聞かせは、言葉や感情の理解につながるので、もちろんたくさん読み聞かせをしたほうがいいと思います。

ただ、お受験での読み聞かせについては、日本昔話童話が必要不可欠!

意外に見落としがちのものです。お受験教室に入ってから「そういえば読んでない!」って方もいらっしゃるんじゃないかなと思います。

内容的に、なんとなく堅く感じちゃうんですよね…ただ、創作絵本のように、サラッと頭に入り込む簡単さではない分、語彙力や読解力を養ったり、知識や感受性を豊かにするいいコンテンツだと思います。

それなりにハードルが高い内容だからお受験で出題されるのかも?

まだ言葉もあまり知らないうちは、かなり難しい内容です。お受験意識するあまり、子供が絵本嫌いになってしまったらもったいないです。言葉の理解が進んだ時期から、少しずつ日本昔話や童話の読み聞かせを取り入れていくといいと思います。

どんな絵本を選べばいいか?

昔話や童話の導入に使える絵本

はじめのうちは、日本昔話や名作童話が、一つにまとまっている絵本集のようなものからはじめてみるといいかもしれません。1つ1つのお話が要約して短くまとめられているので、比較的簡単に読み進めることができるかと思います!子供が途中で飽きずに、1つのお話を最後まで読めるのも良い点ですね。

よく書店にも置いてあります!

まとめられている分、お話ごとの挿絵がないのが少しネック。絵がないと子供もあまり楽しめないと思うので、絵を描いてあげたり、ママの一工夫があるとうれしいですね。

子どもが眠るまえに読んであげたい 365のみじかいお話

頭のいい子を育てるおはなし366

考える力を育てるお話366

こういう絵本集はたくさんのお話が収録されている関係で、1つのお話の内容がかなり省略されたり、薄い内容になっていたりします。昔話や童話の導入として、小さい子に読み聞かせるうちはいいと思いますが、大きくなってきたら、ステップアップしていくのをおすすめします。

大きくなって読解力がついてから読むステップアップ絵本

読解力がついてからは、内容がしっかり書いてある絵本がいいでしょう。昔話や童話の絵本はたくさんありますが、特にシリーズ化しているものだと、色々なお話を集めやすいです。ポプラ社や永岡書店のそれぞれの世界名作集は、お話の内容もある程度原作に忠実です。(たまに内容を一部変えているところもあります。)1冊あたりのお値段も安いのでいいですね!

アニメ絵がたくさん使われているので、子供も気に入って読んでくれると思います。

世界名作ファンタジー(60冊セット)

世界名作アニメ絵本(20冊セット)

正直、理想はアニメ絵ではない絵本ですが、子供も親も挫折しがちです。だって難しいし……絵もちょっと怖いものが多いし……とにかくとっつきにくい!!挫折するくらいなら、アニメ絵の絵本を使いましょう。

「もっと本格的な絵本がいい」というアニメ絵じゃない絵本を読み聞かせたい方は、1冊ずつ書店や図書館の絵本コーナーで探してみてください。たくさんあると思いますが、1冊ずつ揃えるとなると、絵本の値段の高さが少しネックですね…。なるべく図書館などを利用しながら読み進んでいきたいものです。

お受験を意識しすぎないで親子のコミュニケーションを大切に

私にとって、絵本は「わが子との大切な時間を作るコミュニケーションツール」だと思っています。お受験対策はやることがいっぱいですが、絵本については親子にとっての癒やしの時間であってほしい…。折角なら、小さいうちからたくさんの絵本に”一緒に”触れるのがいいと思います。

親子で楽しみながら、一つの目標に向かって取り組みができると素敵ですね。

小さい頃から絵本の読み聞かせが習慣づいてると、お勉強という意識なく、遊びの一環として子供が捉えてくれると思いますよ!

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