浜離宮朝日ホール 音楽ホールで開催されたグレンツェンピアノコンクール東京予選の応援に行ってまいりました。かわいい姪っ子の成長を楽しみにしておりましたが、姪っ子の生の演奏を聴くのは去年の発表会以来なので約1年ぶり。今年からコンクールに参加し始めたので、ひとつひとつ大きな舞台に臨む姿に、私も感化されています。
グレンツェンピアノコンクールとは?
グレンツェンピアノコンクールとは、グレンツェンピアノ研究会が主催する日本の国内ピアノコンクールで、日本全国120会場で開催される日本国内最大級のピアノコンクールです。
幼児から大学・一般コースまであり、年齢に応じた課題曲を演奏します。
グレンツェンピアノコンクールの最大の特徴が、予選の段階からグレードの高いホールでの演奏することができ、高入賞率、豪華トロフィー、額入り賞状(銅賞以上)等がもらえること。
参加者の励みになるので、より一層ピアノに対する意識が深まるコンクールになっているんじゃないかなと思いました。
幼児教育の観点でのピアノ教育
ピアノ講師の母に育てられた私ですが、幼児教育の観点でのピアノ教育については、ある程度信頼しているものがあって、自分の子供の教育にも取り入れたいと思っています。
右手と左手を同時に使うピアノは、右脳と左脳の両方を活性化させるといわれていて、脳の発達につながります。また、小さいうちにしか身につかないといわれている絶対音感のトレーニングにもなります。
…とそれっぽいことを言ってみましたが、正直それ以上に「ピアノを習わせるまでに必要な基礎的な能力」自体が、適年齢に向けて目指すべき指標になっているので、知育に取り組むときの参考になると思っています。
「よし、ピアノを習わせよう!」と思っても、子供の身体的課題や精神的課題によってはまともにレッスンを受けることは難しいでしょう。
ピアノをはじめるためには?
- 体幹が発達して椅子に座れる
- 鍵盤を指で押せる
- 線を引いたり色を塗ったり鉛筆が使える
- 文字が読める
- 大人しく椅子に座れる
- 先生の指示に従える etc...
絶対とは言いませんが、ある程度の肉体的・精神的成長が欠かせません。子供の成長は個人差があり、3歳でできる子もいれば、小学生になってもできない子もいます。もともとの能力の差もあるかもしれませんが、それまでのママとの取り組みもとても重要です。
ピアニストになってほしい!とか、絶対音感を育てたい!とか、そういう気持ちがなくとも、ピアノ教育の道は、幼児教育に関心のあるママたちが目指す道とつながる部分がたくさんあるんじゃないかなと思っています。
私も出産後は、目標に向かって少しずつ知育に取り組んでいきたいです!
指標があると、その時必要な知育の取り組みがわかりやすい!
ピアノ教育をそのひとつに考えてみるのはおすすめです。
グレンツェンピアノコンクールを鑑賞してみて
いつもの練習とは違う独特の空気感の中で演奏するコンクール。子供たちの緊張感も十分伝わってきました。演奏するときだけでなく、入場から退場までのステージマナーも評価の対象です。自分一人のステージで、服装や挨拶にもしっかり気配りをするのは、幼児にとって簡単なことではありません。精神的な余裕を小さい頃から身に付けていくのも、子供の自立を促すことに繋がるのではないかなと思います。
また、折角のコンクールの舞台ということもあり、師事される先生や親だけでなく、子供自身もいい結果を残したいという気持ちで日々練習に励んだことでしょう。音楽という芸術性において、勝ち負けにこだわるのは、私もあまり賛同はできませんが、一つの目標に向かって頑張ったり、結果に喜んだり、悔しがったり、なかなか他では感じることのできない経験ができるというのは、とても貴重で素晴らしい機会だなと、コンクールを鑑賞して改めて感じました!一段二段三段も上のステップに進めるような気がします。
姪っ子本人も大満足の出来だったようで、とても喜んでいました。私もプレママとして、とても刺激になる時間でした!演奏中お腹のベビちゃんも、私の拍子に合わせてピクピクポコポコ沢山動いていたので、いい胎教にもなったんじゃないかな?より一層ピアノ教育への関心が深まった1日となりました。以上、コンクールレポでした!