すっかり秋めいてきましたが、今日は「十五夜」。明日が満月なので、今日のお月さまもきっときれいなことでしょう。
幼児教育・知育といっても、ひらがなの読み書きや数のお勉強、英語、音楽だけではありません。平面的な知識だけでは補えない、季節のイベントもとても大事な知育だと思います。実際小学校受験などでも定番!
昔は風習として、季節のイベントを楽しむことが普通のことだったと思いますが、現代だと意識しないとなかなかできないこともあります。私は、九州の小さな田舎町で育ったこともあり、季節のイベントは、普通のこととしてたくさん体験することができました。今思えば、とても有り難い環境で育ったんだなと思います。
十五夜がくると、秋だなぁ〜という気持ちになります。
私にとっても、特に子供の頃の思い出がいっぱいの「十五夜」についてご紹介します!
季節のイベント:十五夜
十五夜とは?2019年の十五夜はいつ?
「十五夜」とは、中秋の名月ともいわれ、旧暦の8月15日の夜に行われます。新暦でいうと、現在の9月中旬から10月上旬の間の、満月が出る(それに近い日)お月さまがとても美しく見える日を「十五夜」としています。
今年は満月の1日前である、2019年9月14日が「十五夜」の日。
2019年の十五夜:9月13日(金)今年の十五夜
2020年の十五夜:10月1日(木)
2021年の十五夜:9月21日(火)
2022年の十五夜:9月10日(土)
十五夜で飾られるススキ
十五夜では、ススキを飾ります。月の神様に供えるものとして使われているそうです。
ススキは魔除けになるともいわれているので、病気をしないという健康に対する祈願の気持ちもあるんですね。
十五夜の月見団子
十五夜といえば、お月見!そして月見団子!
お月さまのように丸く、縁起が良いものとしてお団子をお供えするのが定着しました。
今ではコンビニなどでも、十五夜の時期になると月見団子が売られていますよね。
月見団子は神様へのお供え物ですが、お供え物を食べると神様との結びつきが強くなるという理由から、月見団子を食べることで、健康や幸せにもなれると考えられたようです。
十五夜の風習 十五夜泥棒
十五夜には独特の風習があり、十五夜泥棒(別名:お月見泥棒)というものがあります!どんなものかというと、「十五夜の日のお月見のときは、お供え物などを勝手にとってもいい」という風習。
じつは私も子供の頃、毎年のように十五夜泥棒をしていました!田舎から出て上京し、他の地域の子供たちはやっていないということを知って、逆に驚いたほどです。全国的にも、この風習が残っている地域は少ないのかな?
十五夜の夜になると、近隣地域のみなさんが玄関先に月見団子やお菓子などをお供えして、夜になってから1軒ずつ自由に取っていました。田舎町の何もないところで、夜出歩くなんてことも十五夜の日ぐらいしかできないことだったので、鮮明に覚えています。日本版のハロウィンのような風習です。
毎年楽しみにしていたので、私にとって十五夜は大事な思い出の一つです。
十五夜の前に読みたい絵本
折角の十五夜のイベント。親子でお月見気分を味わうためにも、絵本などを使って子供の興味をひくのもオススメです!
お天気の都合でお月さまが見られない夜や、遅い時間まで起きられない子のためにも、絵本の読み聞かせを通じて、十五夜やお月見の風習を子供に伝えられるといいですね。
お月見の絵本
おつきみうさぎ
14ひきのおつきみ
おつきみピクニック
お月さまの絵本
おつきさまこんばんは
まんまるおつきさん
つきのぼうや
私たち親子が歌うお月さまの楽曲
折角なので、母との音楽活動の中で生まれたお月さまをテーマにした楽曲もご紹介♪
月のぼうやは、子守唄として作った私達の代表曲!
月のぼうや
月を見る君ヲ想う
Youtube側が、全国流通しているCD情報を自動でYoutubeであげる仕組みがあるらしく……最初見つけた時は、勝手に動画があがってることに驚きましたが、ご紹介するのにはちょうどいいですね。
曲を気に入っていただいた方がいれば、是非CDをご購入ください!
夢は、自分たちの楽曲が「NHK みんなのうた」になることです!
十五夜に家族で楽しむお月見
月見団子やススキのお供え物を一緒に作ったり、お月見をしながらお団子を食べたり、絵本を読み聞かせしたり、家族で秋を感じる素敵な時間にしたいですね。
幼児教育・知育にとっても大切な季節のイベント「十五夜」を、是非家族みんなで楽しんでください!